我が市役所の嘘
皆さんこんばんは。今回は、数年前に読んだ、我が市で発行している広報について書きます。
私の市は、全国的に見ても同和地区の多い県だそうです。確かに、あそこやここ、といろいろ地区名を聞きます。もちろん、私の住んでいる市もそうで、だから、広報に人権についてのコラムが書かれています。タイトルは「同和と人権(人権と同和かも)」だったと思います。
そこには、文化や歴史が女性を差別してきたとか書かれてあって、さすが男女共同参画都市宣言をしただけの事はあって、ちょっと電波を浴びられます。
しかし、その回は同和地区の事でした。そして、どのような差別を受けたか、その例が。
同和地区の子供は、学校にも行けず、他人の家に奉公に行き、子守りをしていた、と。
広報は嘘を吐いている。確かに、同和地区の人々は、それ以外の地域の人間よりも苦しく辛い生活を強いられ、差別や偏見に言いようのない悲しみや憤りがあったと思います。
しかし、広報に書いたような事項は、同和地区ではなくても、貧しい家の娘ならば、大概の人が経験した事なのです。
私の曾祖母は、同和地区出身ではありませんが、本当に貧しく、兄弟も多かった。ですから、小学校も行けず、子供時代から女中奉公に出て、子守りをしていたそうです。辛くて仕方ない時は、自分の実家の方向に向いて、「かかはん(お母さん)よー!!」と叫んで泣いていたそうです。小学校さえ行ってないのですから、もちろん字も読めないし書けません。
その辛さは、私の想像を容易に超えます。おそらく、まだまだお母さんが恋しい幼い頃だったのでしょう。曾祖母の辛さを思う時、私は胸が締め付けられ、涙が出そうになるほど哀しい。写真で知らない曾祖母の事でもそう思うのです。
問題のコラムの筆者に言いたい。分かりますか。あの頃は、日本全体が貧しかったのです。兄弟が多いゆえに、小学校にも行けず、弟や妹の子守りをしていた人もいたのです。それを、筆者はまるで、同和地区の人だけがそのような目に遭ってきたとでも言わんばかりの事を書いている。このような嘘を書いて、何になるのか。それは、他でもない、コラムの筆者が同和地区の人々を差別している事に他ならないのではないのか。
私は、広報の「同和と人権」に、何か胡散臭い、決して市民を啓発する類いではない、悪意を感じます。
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