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説得

 皆さんこんばんは。今日は、梅雨前線が東日本から西日本まで張り出して、雨が多かったことと思います。雨が多いとブルーになる方もおられるかもしれませんが、私の住む地域では元々降水量が少なく、毎夏には水不足に悩まされているため、ブルーな気持ちばかりではありません。特に、雨音は好きです。激しければ激しいほど。もっとも、この辺りでも、そう思うのは、私だけかもしれませんが。
 さて、皆さんは、人を説得する時、何を最も心がけますか。私は、いかに自分の言っていることが正しいか、それを分かりやすく、しかも非の打ち所のないように言おうという気持ちが大きかったように思います。ある時までは。
 しかし、その考えでの説得は、正しくなかったのです。
 その考えで人を説得しようとすると、どうしても、自分の価値観や考えを押し付けてしまうことになる。それが、世間的に普通のことならば、まだ許せるでしょう。しかし、その価値観などが、自分独自のものなら…。
 それに、相手にだって、価値観や考え方はあるし、そうなるまでには、そうなるまでの環境があったと思うのです。それを認めず、ただ自分の価値観を押し付けて、あなたは間違っている、「私の方が正しい、だから、わたしの考えをあなたも受け入れなさい」というのは、ただのだだっ子に過ぎない。
 私には、人に何か言われると、口答えしてしまうと言う悪癖があるようです。だから、説得する時にもそれが働いてしまうのかも知れない。そもそも、人を説得しようと、しかも、その場で考えを変えさせようと考えるのは、おこがましいと言うか、傲慢なのではないか、とあるとき気づいたのです。そして、そう言う自分は、説得=人の心を征服することと、勘違いしていないだろうか、と考えるようになりました。
 そして、ある時、自分なりに答えが出ました。このように。
 その場でその人が納得しなくてもいいじゃないか、その後、何日か後でも、何年、何十年後でもいい、その人と、まだ付き合いがあるにしろ、ないにしろ、その人が、私の言葉を思い出して、「ああ、あの人があのとき言った意味は、こういうことだったんだなぁ。」と思い出せればそれでいい。たとえ、思い出さない、または、納得できないなら、それはそれでいいではないか。
 こう考えると、楽になりました。説得に限らず、会話とは、そう言うもののような気がします。私にとって、「人に価値観等を押し付けないこと」の秘訣とは、もっと大きく言うならば、長くその人との付き合いを続けることの秘訣とは、そう言うことかもしれません。
 ここから独り言。
 私はね、単純なくせにいろんなことを複雑に考える傾向がある。単純ならば、単純なように、それを受け入れて生きて行ければ楽なんだろうけどね、それをまだ素直に受け入れられてないような気がする。難しいね。

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