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故郷の島に帰って

おはようございます、皆さん。 おとといから今朝まで、子供時代に暮らしていた島に帰っていました。子供の頃は、「こんな田舎、早く出て行きたいなぁ。」と思っていたのですが、今では、この島が最も落ち着く。それは、昔から暮らしていた安心感というのもあるのでしょうが、祖母がいるからでもあると思います。
 祖母のことは、また次回書くことにして、今回は、島で見つけた、二十年前の本について。
 それは、安価な小さい月刊誌なのですが、人間の内面についてのテーマについて、数人の方が書いています。
 ある月は、「素直になる」がテーマでした。私は、自分では、正直なつもりでした。しかし、正直を、素直よりも上にあると勘違いしていたらしく、正直すぎると意固地になってしまって、周囲にも自分にも良くないということが分からなかった。だから、いつも好きな人には去っていかれるのだ、とやっと気づいたのが、この本でした。
 もっとも、この本が出たのは二十年も前のことですから、その時にもっと真面目に読んでいれば、この前の手痛い失恋もなかったと思うのですが。
 その中に、ある方が書いていたのですが、去っていった恋人にどうしても会いたくて、電話で呼び出してみたけれども断られ、「もう二度と誘わないわ。」と電話を切り、その後つらくてつらくて、とても後悔した、と。そして、彼女は、後で悟るのです。
自分の感情を押し付けるのは、素直ということではない。それは、自分しか見えていないのだ。本当に素直になるためには、その人に強さがなければならない、自分の気持ちを直視し、相手の心も見ることが出来る覚悟が必要なのだ、と。
 それを読み、素直になるということは、相手の心に対する思いやりかも知れない、と私は思いました。
 私は、あのとき、確かに、彼と握手をして別れました。さようなら、と言って。そして、その後に、彼のメールに対して、感情のままにキツいメールを送ってしまった。これは、素直なやり方ではないのだと、どうして気づかなかったのか。
 結局、私は自分の気持ちを押し付けるばっかりで、正直ではあっても、素直ではなかったのだ、と、この本で、やっと分かった気がします。辛くて辛くて、失うのがこんなに辛いなら、どうしてもっと大切にしてあげられなかったのだろう、辛いのは自分だけだと思い込んで、彼のしんどさや辛さを分かってあげられなかった。
 この本がなければ、このことにも気づかなかったかも知れないし、これからもずっと独りかも知れなかった。
 それは、彼との出会い、つきあい、別れにも言えることかもしれません。
 筆者はこう書いています。自分のもとを去ってゆく恋人に、「あなたが好きです、貴方のことは忘れません。」と言えるようになりたい、と。
 出来れば、もう二度とそんな思いはしたくないのですが、手紙に書いてみようか、彼は忘れてくれと言ったけど。
 ごめんね、貴方のことは忘れない、貴方とのことを、一生の宝として、生きて行きます。大好きです。
と。
 これは、祖母と話した中での、祖母からの受け売りだったりするのですが。そんな、心安らぐ、祖母の話は、又次回に。

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